便利で合理的な生活を送る家庭が増えて、近年、ライフスタイルが大きく変わってきました。冠婚葬祭の中では葬儀を簡素化しようとする風潮の広がりが目立っています。しかも、高齢者が体調を崩したり、身の回りの処理が十分に行えなくなると自宅を出て高齢者施設等に入居するわけです。
このため、葬儀を行う場合、地域社会の人たちと付き合いの殆ど途絶えた生活を続けている高齢者の葬儀が多くなっています。また、昔と比べると少子化や親族間の疎遠化により通夜や告別式に呼ぶべき知り合いのすっかり減っていることが挙げられます。
こうなると、葬儀をするにしても身近な親族だけでこぢんまりと行われる程度の家族葬になりやすいわけです。そこで、弔問客が少ないと場所選びに困るわけです。葬儀場を借りて行うと1,2時間、誰も弔問客が来ないこともあり、場違いを感じられるケースが少なくありません。このため、長時間、通夜と告別式を続けていても弔問客が数えるしか来ない葬儀には空しさしか残らないようです。そこで、高齢者の葬儀を行う場合、家族葬と言っても通夜と告別式をまとめて半日葬にしたり、葬儀場に場所を借りず、思い切って直葬で済ます喪主も増えているわけです。今後とも高齢化とともに少子化や親族間の関係希薄化などが続いていくと見られているだけに葬儀の簡素化傾向は一層進んでいくと考えられています。
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